コミックサイト
「コミュニティサイト」は同人誌即売会イベント「ComicSite」を開催することを主たる目的として1998年12月に設立した非営利の任意団体です。
有志スタッフ数名によって運営され、同人誌即売会イベント「ComicSite」と
コスプレ&パフォーマンスイベント「StageSite」を支持して下さる参加者の皆様に支えられています。
2014年12月某日
コミュニティーサイト事務所で
編集長 KIN-Gさん
くるみちゃん
へのインタビュー
2回目となるdig the企画、
今回は、animazione! 山口 vol.04 おかり、宇部でDJデビューをしたくるみちゃんがスタッフをしている「コミックサイト」さんにお話を伺ってきました。
むいち
そもそも、コミックサイトとは何なんですか?
KIN-G
宇部市・防府を中心に活動してる、同人展示即売会です。
むいち
宇部から始まって今は防府を中心という感じです?
KIN-G
ホントに一番初めは長門みたいですね、僕はよく知らない時代なんですが(笑)
で、僕が来た時は宇部とか下関を中心に活動してたと。
むいち
長門でやろうとしましたね(笑)
途中からスタッフとして参加されたんですか?
KIN-G
初期メンバーにはなるんですが、唯一僕がコミックサイトを抜けていないコアスタッフなんですよ。
くるみ
いろいろあるんです―
KIN-G
コミックサイトは歴史が長いので(笑)
むいち
人が集まるといろんなことがありますよね。
スタッフとして入られたのは、00年に入ってからです?
そもそも、どこでコミックサイトを知ったんですか?
KIN-G
13年くらい前だから、その辺りですかね。
コミックサイトを知ったキッカケは話すと長くなるんですが…
入社した印刷会社に、当時、山口県では珍しい同人誌印刷の専門部門があったんですよ。
ぺぺ―だったので、先輩からチラシ配りに行くぞ!
って連れて行かれたのが、福岡ドームの即売会のイベントだったんですね。
その時は興味がなかったまま、いきなり福岡ドームのイベントに営業しに行ったと。
むいち
会社のチラシを配りに連れて行かれたんですね。
KIN-G
そうやってチラシ撒きをしているうちに、その人から「コミックサイト」のスタッフをやっているんだよと。一緒にどう?と。
で、何故か知らないうちにコミックサイトの編集長になり―
むいち
その間かなり端折りましたね(笑)
KIN-G
初期の編集長から今の編集長までずっと僕ですね。
むいち
もう10年くらいですね。
くるみちゃんはいつから?
くるみ
えーと、3年前くらいかな。
高校の時からでした。
同級生に誘われて、イベントに初めて行った高校1年の時が初めてでした。
むいち
そもそも、こういったオタク趣味のキッカケはなんだったの?
くるみ
銀魂かな?
KIN-G
むいち
新しい(笑)
むいち
銀魂っていったらちょうどジャンプを卒業するかしないかって時期だ・・・
で、銀魂が好きで友達に誘われてはじめて行ったところがコミックサイトの防府?
くるみ
そです。3年前の。
むいち
ちょうどこのアニマを始めるかって頃かな。
規模、コミックサイトの規模ってどうなんです?
今一番多いところはどこなんです?
KIN-G
やっぱり防府になりますね。
むいち
いままで開催した地域が…
KIN-G
宇部、防府、下関、山口…
とか九州の直方市ですね。
むいち
あそこまで行ったんですね!
KIN-G
直方はあちらの方の団体さんからお話があって開催しました。
むいち
どきどきしますよね、違う地域でやるっていうのは。
KIN-G
こわいですね(笑)
むいち
今は宇部・防府を中心にやってる感じですかね。
KIN-G
そうですね、下関とかのサークルが九州の方に流れて行ったりありますね。
コスプレの方が多くなってサークルが集まらないとか…
むいち
そうそう、コスプレもイベントで目立ちますよね。
昔からなんですか?
KIN-G
いや、昔は即売会だけで全然コスプレはいなかったんですけど。
いつぐらいかな・・・
数年前くらいからコスプレする人が増えてきてメジャーになってきた感じです。
むいち
それは、こっちでコスプレもできますよって言った感じですか?
KIN-G
一般さんの方からお話がありましたね。
だから今だに更衣室が無料なんです(笑)
むいち
そういえば更衣室無料ですね
エントリーなコスプレイベントとしていいかもしれませんね。
KIN-G
宇部は特にそういった雰囲気ですね。
むいち
なるほど。
KIN-Gさんは10年、くるみちゃんは3年こうやってコミックサイトのスタッフをやってきて。
何が楽しいと思います?
KIN-G
えーとですね、最初は楽しいとかそういった感覚はなかったんです。
とくにオタクといった趣味もあまりなかったですし(笑)
それが、長くやっていると昔、高校生で参加してた人たちが、僕らが歳をとってきたりして久しぶりに会ったりすると、子供を連れてきたりするんですよ(笑)
「編集長覚えてますかー?」って。
むいち
こっちも結構覚えてるもんなんです?
KIN-G
もちろん覚えてますよ。
そういう出会いがものすごい好きなんですよね。
むいち
それは、スタッフ側じゃないとわからない嬉しさですよね。
好きなアニメとかありますか?
KIN-G
そうですね。歳をとったせいかもしれませんが最近ラブコメが好きですね(笑)
むいち
それは、あれですか。トキメキたいとかそういったアレですか?
おすすめは?
KIN-G
やっぱりおすすめは中二病ですね。
むいち
ラブコメとして見てるんですね(笑)
KIN-G
くるみ
ラブコメでしょう!
むいち
なるほど(笑)
くるみちゃんは?
スタッフも友達から誘われたんだっけ?
くるみ
スタッフは自分からですね。
昔から、運営ごとに関わるのが好きで、子ども会とか委員会とかずっとやってたんです。
スタッフになってからずっと受付を担当してて、割りと顔とか名前とか覚えられるんですよね。
それで、話しかけたら私の事覚えてもらってたりしてて。
いろんなサークルさんとかレイヤーさんとか仲良くなれたりすることが楽しいです。
むいち
楽しくやることって一番ですよね。
KIN-G
イベント始めるキッカケでやっぱり自分たちが楽しい物をやっていかないと周りの人も楽しくないと、
そうなんですけど、最終的には周りの人を考えていかないとやっていけないかなと。
ふと、我に返るんですよ。
ほんとに周りの人は楽しんでくれてるのかな?これでいいのかな?って。
むいち
それは、答えがでるんですか?
KIN-G
答えは出ません(笑)
やっぱり人それぞれ違うんですよね、楽しみ方って。
ただ、それをやろうと思った時に自分たちのキャパシティを超えることをやってしまうと続かないし。
コミックサイトがここまで続いたのも自分たちにあったやり方っていうのをやり続けたってことだと思うんですよね。
むいち
いま、すごく良いこと言われた気がします。
さて、くるみちゃん次回のアニマ2回目の出演だけども、どう?
くるみ
DJ始めたキッカケはむいちさんに声かけられて半ば無理矢理始めた感じなんですけど…
楽しい!
むいち
自分でも結構いい機材あとから買ってたもんね。
くるみ
5万
むいち
くるみちゃんがDJやるって初めて聞いた時周りの反応ってどんな感じでした?
くるみ
DJっていうのが、ピンとこないんですよね。
KIN-G
やっぱ敷居の高いものかなって感じましたね。
むいち
やっぱそうですよね、そういった固有名詞とかついちゃうとどうしてもそう思いますよね。
KIN-G
コミックサイトみたいに敷居の低いイベントを増やせば、これからの市場が変わってくると思いますよ。
くるみ
そうそう、やろう!
むいち
ありがとうございます(笑)
コミックサイト、これからどうなって欲しいとかありますか?
KIN-G
サークルが増えて欲しいのと、本を作る人が増えて欲しいですね。
今本を作る人が減ってきて、若い子が参考にする機会が減ってきちゃってる感じがしますね。
むいち
なるほど。
確かに、何度か遊びに行って感じましたけどラミカとかステッカーは目立つんですが本とかなかなか見ませんね。
最後に次のイベントの紹介がアレばお願いします。
くるみ
ステージサイトがありますっ。
サイトにも載せてるんですけど、アニマの1週間前の2月15日です。
詳しくはホームページを見てくださいっ。
Interview/text/photo:むいち